理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.273

流行語大賞2015の予想結果

小林一広

さあ!今年も残すところ1ヵ月でございます。暖冬だ、暖冬だと言っていたら突然の猛寒波で、11月としては何十年ぶりの大雪になったところも先月はございました。そんな寒暖の差の大きい年の瀬となりましたが、コラム読書の皆様方は健やかにお過ごしのことと存じます。

さてさて前回のコラムで予言を致しました流行語大賞2015でございますが、発表が12月1日の17:00~ということで、その結果を待っての更新とさせて頂きたく、大変申し訳ございませんでしたが本日2日のアップと相成りました。

そこでその結果でございますが、年間大賞を含めてトップテンのうち、50語の候補の中から私が予想した流行語トップテンは7つ的中!とまずまずの成績ではなかったかと自負をするところでございます。結果的に予想を外してしまった3つは「アベ政治を許さない」「まいにち、修造!」「エンブレム」でございました。

「アベ政治を許さない」⇒これは必ずや官邸から横やりが入るであろうと読んでいたので、かなり自信をもってトップテンからは外しておりました。

「まいにち、修造!」⇒確かに彼が授賞式に来れば、それなりに笑いは取れるのは確実ですが、正直私の中では候補にすら入っておりませんでした。

「エンブレム」⇒これは新国立競技場の問題もありましたので、合わせ技で“白紙撤回”の方に予想をしていたのですが、どうもサノケンのインパクトの方が大きかったのでしょうかね(笑)

“結果にコミットする”は前回のコラムを思い出して頂ければ、正直苦し紛れの予想でしたから外れてしまったことは納得致します。しかし“マイナンバー”が外れたのはやや納得がいかず、ひょっとしたら年内に配り終わることが出来ない可能性から、来年に持ち越すということで外したのかと皮肉ってみたくもなります。

それにしても毎年のように大賞を取っている芸人の言葉(フレーズ)ですが、大賞を取ると翌年には業界から消えてしまうというジンクスは「安心してください(穿いてますよ)」でも十分あり得ることは断言致します。

それよりも“ラッスンゴレライ”、“あったかいんだから”といった、今年の前半にあれだけ流行りに流行ったフレーズなのに年末にはトップテンに残れないということは、もうこの手の流行語は1年持たないということが実証されたということになります。

現代におけるIT業界は『ドッグイヤー』と言われて、通常は7年かかることが1年で変化してしまうと考えられています。それだけ新陳代謝が活発になっていることは流行語の世界にも言えるのかもしれません。

その一方で16年前に私が足を突っ込んでしまったAGA医療の世界では、この年末に我が国で2番目のAGA治療の内服薬がナント10年ぶりに登場する予定でした。その名を『デュタステリド』(商品名:ザガーロ)と言いますが、フランスにある製薬会社の製造工場でのトラブル(別にテロに爆破されたとかそんな話ではないようですが・・・)により発売が延期になってしまいました。

医療業界もドッグイヤー並みの日進月歩な分野は勿論ありますが、AGAの医療は10年経っても新薬が登場できていないという、今のところは超スローペースの世界と言わざるを得ない状況なのです。まあ何とも歯痒いと言えば歯痒いようなお話であります。

細かいことを言いますと、このデュタステリドは現在承認され我々も処方しているフィナステリドに作用機序は割と似ていますので、正直AGAの皆様にとりまして「夢のような新薬」が遂に登場!とまでは言い切れないレベルのお薬ではありますが・・・。

それでもほんの少しでも前向きに着実に進歩をしていくことを止めることなく、何かに困って悩んで辛い思いをされていらっしゃる患者さんに、少しでもサポートをし続けることが我々の使命でございます。

2015年もあと1ヶ月で終わってしまいますが、2016年にはもっともっとメンズヘルスクリニック東京をご利用頂ける皆様に、朗報を常にお届けできるように精進していく所存でございます。
 
 

 

この推察力及び洞察力を発揮すべき場所はこのコラムではなく“家庭”であることは十分解っています!(白目)・・・ピスタッチオも今年いっぱいなんだろうな~~~。

新CM公開中! 薄毛治療を相談する
WEB予約

ご予約/お問合せ

頭髪治療・
メンズヘルス