理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.225

笑っていいとも!

kobayashiDR


年々何かこれは・・・と思っておりましたが、今年は本当に秋の存在が希薄に感じられてしまいました。今年も残り1ヶ月半ですから寒くなるのも当たり前と言えば当たり前ですが、秋が短いのではなく夏があまりにも長すぎたといった方が適切かもしれません。

これから我が国には四季は消滅し夏と冬の二季になってしまうのではないかといった冗談のような不安もよぎります。この急激な気温差に体調を崩されてしまう方も続出しているようですが、コラム読者の皆様方に於かれましてはその後もお元気にお過ごしでしょうか?

先日31年以上続いているお昼のテレビ番組「笑っていいとも!」が来年の3月で終了することが発表となりました。今でこそその時間帯は診療をしておりますし、休診の平日もこの番組を必ず観るような姿勢はとっておりませんが、番組が始まった当初は今思うと何とかして観てやろうと必死だったような気がします。

生番組を31年間も司会進行されたタモリ氏にまず頭が下がる思いでございますが、これもやはりこの間ずっと健康でいらしたことが“無事これ名馬”と言えるわけでございます。実を申しますと私がタモリ氏の熱狂的な信者だったのは、この番組が始まる数年前の深夜のラジオ番組の頃でありました。

当時はまだ私も前途有望な(?)高校生で、翌朝も当たり前のように登校しなくてはならないのに、床に入ってからもイヤホンでこっそり聴いていたり、テープレコーダーに番組を録音して後日に聞いたりしていましたね~。当時の高校生の娯楽と言えばPCもスマホも無いわけですから、テレビ番組が終われば深夜のラジオしかなかった時代と言えばそれまでです。

少し脱線してしまいましたが今回私は何が言いたいのかというと、そのタイトルにある「笑」でございます。最近では文章の最後に(笑)とか(爆)とかをつける人を自分も含めて多く見かけますが、「笑い」の意味についてふと感じたことについてお話を進めさせて頂きます。

基本的に何か面白い事があるから人は笑うわけですが、その状況によってその笑いの意味はかなり変わってきます。明らかに人を笑わせるためのパフォーマンスに対しての反応の笑い。これは笑わせる側も笑う側も一緒になって楽しく和やかな時間を共有できますし、このような反応の笑いには人間の免疫力を増強させ、がん治療をされている方などへの治療効果にも有意差が認められるといったevidenceもあるほどです。

その一方で笑いが人を傷つけてしまう事も珍しくはありませんよね。“嘲笑”なんて言葉はまさにそれであります。こちら側はそのような気持ちが無くても、それを見て受け取る側がそのように判断してしまえばその笑いは心に対しての凶器にもなり得るというわけです。

“失笑”という言葉は「こらえきれずに吹き出して笑ってしまう事」が本来の意味なのですが、「笑いも出ないくらいにあきれてしまう事」として間違った使い方をする人の方が多いという統計が文化庁から発表されていますがご存知でしたか?

また先述の(爆)とは“爆笑”の事を指すのでしょうが、これは「大勢の人がどっと笑う事」であり、「1人が大声を出して笑う事」ではないそうで、これも最近では後者の意味で用いる人が多くいるようです。決して1人で爆笑は出来ませんからお気を付け下さい(笑)。

あまりにも非常に辛く悲しい状況に涙さえも出てこず、こうなったらもう笑うしかない・・・。そんな場面もこの広い世の中、長い人生においてひょっとすると遭遇してしまう事もあるかもしれません。こう考えてみると“笑い”って本当に色々なsituationに登場するものだと感心してしまいます。

でもどんな場合にでも、どんな時にでも、どんな人にでも『笑顔』は全ての状況下において癒しを与えてくれる絶対的なものなのではないでしょうか?それも作り笑顔なんかではなく、純粋に心の底から自然に出てくる笑顔にこそ救われる思いがするのだと思います。

まだまだご不便な思いをされていらっしゃる東北の方々、まだまだ災害の爪痕も残ったままの大島町の方々、歴史的にもない大被害を被ってしまわれたフィリピンの方々に本物の笑顔が1日でも早く戻ってくるように心からお祈り申し上げます。

 
 

個人的には職場でも家庭でも夜の帳でも常に笑いを取るべく必死に頑張っております。(哀笑)→注:これは私の(為の)造語ですから調べても出て来ませ~ん。

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