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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.207 体罰


早いもので1月が終わってしまいました・・・。今年も残すところあと11ヶ月でございます(笑)。今年のインフルエンザは今のところ子供よりも大人に猛威を振るう傾向があるようですが、コラム読者の皆様はその後もお元気にお過ごしでございますか?

先日高校時代の同級生と新年会を行いましたが、昨年50歳になった者ばかりが集まると右からは“歩き出した子供”の話、左からは“先日生まれた孫”の話と本当に微妙な年齢になってしまったことを痛感させられた2013年のスタートと言ったところでありました。

そんな高校時代のお話としては、高校でのクラブ活動の体罰がかなりクローズアップされているようです。今のところ事件のあった大阪の学校が矢面に立たされていますが、何某かのスポーツ競技で名のある学校を叩いてみれば、程度こそ差はあってもいくらでも埃の出てくるお話かとは思いますが如何でしょう。(そんなことを言っているそばから全日本の女子柔道界でも・・・ほらね!しかし相手を投げたり、倒したり、絞めたりする競技では、さてどこからが体罰?ナンチャッテ)

今回は教師と生徒の関係ですが、他にクラブ活動でよくあるお話には上級生と下級生の間の事件といったケースもありますよね。こちらは体罰と言うよりも理不尽な“しごき”や“いじめ”に近いレベルの物と言えるかもしれません。

これは単純に自分たちが下級生の頃に同じようなことをされたのだから、自分たちが上級生になった今、下級生に同じ仕打ちをするという『憎しみの連鎖』であり、指導のようなものとは全く意味合いが違ってきます。お話になりません。

私自身このような体罰的指導なんて、今の時代に減ることはあっても増えることはないと思っておりました。にもかかわらずこのような事件が起こってしまう経緯とは何が原因かと考えますと、最終的に教える側と教わる側の信頼関係の崩壊によるものだと思うのです。

理想的な師弟関係とは当人同士における信頼関係の上に、更に教わる側が尊敬の念を持って初めて成就するものではないかと以前より考えていました。これは運動部だけでなく、教室における日々の授業でも言えることでしょう。つまりこの“respectする気持ち”と“respectされる言動”がそれぞれ双方に存在しなければ教育は成り立たないはずなのです。

ただその尊敬にたどり着くまでには一朝一夕では当然いかないものです。人と人のコミュニケーションはまず『信用』できるかどうかから始まります。その信用に値することを確信できてそれが『信頼』に昇華していき、さらにその信頼を崩すことなく積み重ねて初めて『尊敬』になり得るのだと思うのです。

今回の当事者であるバスケットボール部の顧問は、自分が若かりし現役時代に自身が尊敬できる先生から同じような体罰的な指導を受けながらも、それがあって自分は成長できたのだと体感している人なのでしょう。ですから自分の生徒たちにも同じことを繰り返すことによって選手としての成長が期待できると自分自身では確信していたのだと思います。

ただ絶対に忘れてはいけないのは、同じような言動、同じくらいの力加減でも、する側とされる側の一方でも異なれば、それは全く同じ結果には必ずしも辿り着けないという事です。当然そこに先述の『尊敬』が皆無の状態で同じことをすれば、今回のような最悪の事態を引き起こす可能性もあるのではないでしょうか。

私も幼いころから教師に叱られることは多々ありましたが、それを今でも恨んでいたり憎んでいたりはしておりません。まあ程度の問題と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、今の時代にそんなことしたら騒ぎ出す親もいるレベルだったようにも思いますが、自分にとってはまあ良い思い出の範疇であります。

叱られた子供に対して教師に咬みついてくる『モンスターペアレント』なる親が増殖しているとも聞きます。これらの多くはどのような方法で叱られたのかについての文句ではなく、叱ったこと“そのもの”にクレームをするような話が多いようです。社会生活に於いてルールを故意に破ったり、共同生活の秩序を大きく乱したりするような言動について、大人(教師)が子供(児童)を叱るのは道理であります。

その親だって子供のころに叱られた経験はあるはずです。百歩譲って理不尽と思えるような、親や大人達からの叱責を子供の頃に受けることがあったにせよ、それだけが理由でモンスターペアレントになるものでしょうか?これはおそらく教師との関係において尊敬どころか、信用すらしていない結果による事のように思えるのです。

幼少時に親(特に母親ね)から叱(ボコ)られること、これは私の人生には沢山ありましたね~。うん、あった、あった。しかしこれも今の世の中、度を過ぎれば「虐待」として扱われ、ついでに夫婦喧嘩だって「DV」と称されることだってある時代でございます。どこからが虐待で、どれくらいがDVなのか、万人における絶対的な線引きは不可能だと思われるのですが、色々なことを何となく悪くとってしまう嫌な時代になっていることは事実のようです。

早く退職した方が少しでも多く退職金が貰える制度改革から、駆け込み退職する公立学校の教師が激増したという報道にも、あながち目くじらを立てることはできないような教育現場がそこにあるからなのでは?と言わざるを得ないと思う2013年早春でございます。





「尊敬される夫」になる努力よりも、「尊敬する側」に回る努力の方が、手っ取り早くてより確実な平和維持が可能であることを既に私は認知いたしておりますが・・・何か問題でも?

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