理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.202

トップ交代


立冬も過ぎてこれから寒さも本番となってきそうな気配であります。先日インフルエンザワクチンの接種も行いましたが、今年の流行は果たして如何なものでしょうか?我が家は娘を除く親2人は咳き込んだ状況が長引いておりますが、コラム読者の皆様はお元気にお過ごしでしょうか?

先日アメリカのコロラドとワシントンの2つの州では、嗜好用のマリファナ(乾燥大麻)は合法という法律が制定されたそうです。我が国では相変わらず脱法ハーブの乱用での事件や事故が連日起こっておりますが、そんな中でこのような法案が通ってしまうアメリカって「何だかな~」の気分にさせられてしまいます。

今後この2つの州の犯罪件数や犯罪発生率の推移を温かい目で見守って行こうではございませんか!しかしある意味で、マリファナがOKなら脱法ハーブなんていらなくなりますから、その方がシンプルと言われれば、まあそれも一つの考え方かもしれませんが・・・。

そんな国、アメリカの大統領は接戦の末にオバマさんの再選が決まりました。ナンでも今回の大統領選は選挙費用に制限がなくなり、信じられないくらいのとてつもない巨額の選挙費が動いたようです。特にTVやラジオを使ったお互いの誹謗中傷合戦はかなり度を越していたようにも聞いております。

YouTubeでは、先述のコロラド州の4歳の女の子が泣きながら「ブロンコ・バマ(バラク・オバマ)とミット・ロムニーばっかりでもう嫌だ!!」と訴える映像が視聴回数1000万回を超えたと話題になっていました。ひっきりなしにラジオやテレビから流れてくる選挙のキャンペーンにこんな小さい子供まで嫌気がさしていた事のようです。

このコラムがアップされる頃には、我が国の衆議院選挙もどうなるのか微妙な雰囲気ではあります・・・・・。



と、書き続けていたところでやってくれました野田さんが!!16日に解散となりました。ですからね、ここで政財芸能界関係者の皆様方に是非ともお願い致します。私のコラムアップ締め切り直前に、世の中がひっくり返るような言動は出来るだけ慎んで頂きたいのですよ。それまでに書き上げたものが全く使用不可能な事態に陥る事があるわけですからね。

ただし、御逝去に関しましては、こちらでどうこう言う事は全くもって不謹慎でございますので、森光子様につきましては謹んでの御冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌。

それでもって東京都では16日の都知事とのダブル選挙です。元そのまんま東さんはどっちに立候補するか“この地点” では明言しておりませんが、どちらに立候補したとしても両方のポスターが乱立するのでしょうから、間違って逆に投票してしまう人は必ず何人かはいそうな気がしますが(笑)。

しかし最終的に国会議員の殆どは次の選挙で当選することが一番大切で、国のために何か仕事をすることなど二の次、三の次であることは明らかです。ですから今の民主党に在籍していては勝てないと思う輩が雪崩を打ったかのようにどんどんと離党しているようです。寄らば大樹で第三極だったり、自民党だったりに平気な顔をして鞍替えし、“勝てば官軍”とばかりになりふりなんか構ってはいられないのでしょう。

今回の選挙で私が注目したいのはあの田中“元”文部科学大臣であります。本音を言えばもう少しあのままで在任して頂き、どこまで暴走、暴言を繰り返してくれるのかを見届けたかったですね~。あれが新潟の大学だったらあんな暴挙に出ることはなかったといわれておりましたが、後援会もそろそろいい加減愛想を尽かしてしまっているのでは・・・。それでもまだ当選確実なのでしょうか?

しかし今回の大学承認の件に関しては、やってしまった事はかなり非常識でしょうが、彼女が言わんとすることは真っ当だったと思います。認可もされないうちから校舎を建てたり、生徒や教師を集めたりするなんて全くこれはおかしな話です。では大学が受験生に合格通知を出すにあたり、入学金と授業料を準備して、通学するのに住むところも決めて、ちゃんと親の許可をもらってからでないと合格させませんと言っているようなものではありませんか。 

それもこれも全てが相変わらず、官僚主導の決めごとによるものの象徴であろうかと思います。こういったところに風穴を開けてほしくて誕生した民主党政権だったはずですが、今回の選挙で一気に空中分解は必至と言ったところでしょう。かといって「原発は絶対に止めません!」と経団連にこちらは愛想を振りまくる“ゾンビ”安倍さん率いる自民党でもね~。

それでは“暴走老人”と“イケイケ弁護士”のタッグが本当に機能して、現在の日本のこの沈滞ムードを打破できるものなのか?年末のクソ忙しい時の投票日なんて、おそらく悩めば悩むほど投票率は下がる一方ではないかと心配してしまうのは私だけでしょうか。

尖閣列島ブン捕るつもり満々の中国では、何となくいけ好かない雰囲気のオッサンが新しいトップになったようです。でもあの国だって恐らく我が国以上に足の引っ張り合いはあるはずでしょうから、いつ何が起こるかわかりません。アメリカは一応留任でしたが、まさに世界の大国が大きく変わってしまう可能性を秘めた2012年の晩秋と言ったところでした。






コラム200回記念の御意見、御感想を沢山頂戴を致しました事をこの場を借りまして御礼申し上げます。スカルプDのセットは厳正な抽選の上で10名様に発送させて頂きました事を発表に代えさせて頂きます。ありがとうございました。

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