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院長の部屋

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.198 パラリンピック


“暑さ寒さも彼岸まで”と申しますが、9月の中旬でこの暑さはさて如何なものでしょうか?実は『秋暑』という言葉があることを人生50年で初めて知った2012年でございます。そんな例年にない暑さ続きの中でも、コラム読者の皆様方は健やかにお過ごしのことと存じます。

本来であれば我が国に存在しない毒蜘蛛(⇒セアカゴケグモ)の生息が今年も確認されました。オーストラリアでは死亡例があるそうですが、幸いにも我が国では死亡例は認めておりません。なんでも咬んだ時に毒を発するものは“メス”だけとのことですが・・・。

以前にもこのコラムに書かせて頂きましたが、いろいろな生き物(植物、魚類、昆虫類、夫、etc.)の生態系が変わってきているのは明らかであります。昔獲れなかった所で魚が獲れたり、逆に獲れていた場所で獲れなくなったり、以前は栽培なんて出来もしなかった場所で異国特産の果実が収穫できたり、明らかに生き物(人間も含む)の生活環境が変化し続けている模様です。今のところではまあそれなりに適応しながら生き延びてはいくのでしょうが、ひょっとするといつかは対応しきれなくなる日も遠からずやってくるのかもしれません。

その「適応」という言葉はこの場合やや不適切かもしれませんが、オリンピックの後に開催されたパラリンピックでは『人は努力の結果ここまでの事を可能にする事ができる』という事実を目の当たりにさせられました。先天的であれ後天的であれ、これだけのhandicapを持っていてもこれ程までの事をやってのける人間の凄さに改めて感動したわけであります。

ただ障害にもさまざまな状態やレベル(因みに聴覚障害と精神障害はパラリンピックの出場対象外だそうなんです!)がありますから、それをある程度同じ土俵の上で競わせなければ勝負事にはならないことは十分理解できます。団体競技ではお互いの勝ち負けですからそれはそれで白黒つきますが、個人種目によるタイムとの戦いとなるとなかなか同じ状況での勝負にはなりにくいように見えたのは私だけだったのでしょうか?

一部マスコミでも物議を醸していた、装具の違い(今回は義足の長さでした)によって記録の出方が違ってくることは、今後の器具の発達も十分加味する必要な時代になっているといえましょう。今年の“オリンピック”では男子の短距離走に両側が義足の選手が出場いたしましたが、これが中~長距離になってくると義足の選手のタイムの方が良くなるような気がして仕方がありませんでした。

極端な話になりますが、車いすのマラソンでは明らかに普通に走る選手よりも格段にタイムは速いです。これも当たり前ですがゴルフボールを投げるよりもゴルフクラブで打つ方が遥かに遠くへ飛んでいきます。handicapを補ってくれる道具もどんどん進化すれば、多くの種目でオリンピック記録を上回ることになるはずです。

毎度毎度のことですが、大きな国際大会ではドーピング検査によってメダルを剥奪される選手は必ず出現します。余談ですが我々がAGAの治療で処方しているfinasteride(プロペシア)は少し前まではドーピング検査に引っ掛かる薬剤でした。当初私は何故この薬がそのようなことになるのか一瞬理解に苦しみましたが、事の真相といたしましては好記録を出すために使用した違反薬剤(アナボリックステロイド)の代謝を速めてドーピング検査で陽性にならないようにfinasuteideを使う輩がいるからだという事なのでした。

2006年トリノ冬季オリンピックではアメリカのスケルトンの有力メダル候補選手が、この薬の使用からドーピング検査に引っ掛かり、大会に出場できなかったことで話題になりました。つまりアナボリックステロイドの使用の有無ではなく、この薬剤を使うのは先述のような理由があるものと一方的に断定されてしまう、つまり「疑わしきは罰する」のがドーピング機構なのであります。この選手は純粋に髪の毛が“スケルトン”になるのが嫌だったようですがその訴えは無残にも退けられました。

現在では仮にこれを服用してもそれ以前に使用したアナボリックステロイドを検出できるくらい測定機械の精度が上がっており、finasuterideは禁止薬物から除外されて髪が気になる全てのスポーツ選手に使用可能となっておりますのでご安心を。

話が脱線してしまいましたが、その究極のドーピングとして私が妄想的に危惧しているのは「臓器移植」はどうなるのか?というお話です。今後の医療の発展次第では様々な細胞から臓器を作ってそれを移植してしまった場合、これではオリンピックには出場できないのか?それともパラリンピックの対象になるのか?それともドーピング検査に引っ掛かってどちらにも出場不可能なのでしょうか?

そのようなことがすぐに起こりえないことは百も承知でございますが、今後絶対に不可能なことかと言えば、場合によっては出来なくもない技術かとも思いますが・・・。しかしその位先を見据えてパラリンピックの制度や方向性を見直す時期に来ているのではないかと思いを巡らす2012年の秋暑でありました。






 <つい先日における某家庭での朝食の一場面>
 夫)今夜診療後にGoetheの編集と絶賛連載中のエッセイの内容の件で
   打ち合わせがあるから少し遅くなりそうなんだけど・・・
 妻)夕食はどうするの?
 夫)帰ってから頂きます。
 娘)それってお母様の“営業時間”までに帰ってこれるの?
 夫)あの~、すみません“ラストオーダー”って何時でしたっけ・・・。

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