この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、ヘアメディカル関連クリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

薄毛であってもなくても、シャンプーの時が一番髪の毛が抜けることは、誰しも同じことです。でも、抜け毛を気にする人にとっては、1本たりとも無駄に抜けてほしくないですね。シャンプーが本当に「髪や頭皮にとって良いもの」であるために気を付けてほしいことを挙げました。

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薄毛の人が神経を使うシャンプータイム

一度生えてきた髪の毛がそのままずっと生え続ける人というのは、どこにも存在しません。
どの人も、寿命の尽きた髪が抜け、新しい髪が生えてきます。
通常でも、平均100本前後の髪の毛が日々抜けていくと言います。
そしてその大半がシャンプー時に抜けます。

それは、シャンプー剤や、シャンプーで洗髪をする行為が悪いのではなく、もうすぐ抜ける運命にあった髪の毛がシャンプーで髪を洗うという刺激を受けることで抜けていき、私たちの目に留まるのです。不自然なことでもなければ不都合なことでもありません。

しかし、薄毛を気にする人にとっては、髪の毛が抜けることそのものが一大事。
特にシャンプー時にたくさんの抜け毛を目にすることは、とても不快な出来事であり、できたら目にしたくない光景でしょう。

薄毛に悩む人なら、シャンプー時の抜け毛をすこしでも抑えたいと思うもの。
いったい何に気をつければ、抜け毛を減らせるのでしょうか。

シャンプーで薄毛ケアができる?

そもそも、シャンプーで薄毛を改善したり、ケアをすることができるのでしょうか。

残念ながら、シャンプーで薄毛の本数を減らしたりすることはできません。
髪の毛の寿命を決めるのはシャンプーやお手入れではなく、ヘアサイクルという髪の毛の周期だからです。
とはいえ、今生えている髪の毛がより健康に育つように頭皮環境を整えることはとても大切で、そのためにシャンプーがひと役買うことは事実です。

「シャンプーで薄毛を治そう」と思うのでなく「シャンプーで、これ以上毛が抜けないように環境を整えよう」と思ってください。
その努力や心配りは決して無駄にはなりません。

薄毛でなくても覚えておきたい「シャンプーの選び方」

ところで、シャンプーはどうやって選んでいますか。
薄毛を気にするなら、シャンプーの選び方から、気を配りたいもの。
洗い上がりの感触にこだわりますか。
価格重視? それとも、肌質?

基本的に、市販されているものなら、どれを使っても「汚れが落ちない」ということはありません。むしろ洗浄力が強すぎると肌が荒れてしまう心配があるくらいです。

現在市販されているシャンプーは、大まかに分けて次の3種類です。きっと貴方の自宅にあるシャンプーもこの中のどれかに属するはずです。

高級アルコール系
高級などと聞くと、ちょっとセレブな気分になりますが、別に“高級品”という意味ではありません。

シャンプーには洗浄成分として界面活性剤が使用されています。
「高級アルコール」とは(太文字)アルコール類のうち炭素数の多いものを指し、その高級アルコールを原料とした界面活性剤を使用しているシャンプー(太文字終わり)のことを、高級アルコール系シャンプーと呼びます。

高級アルコール系シャンプーには様々な成分がありますが、成分名に下記のような名前がつ含まれていたら、それは高級アルコール系シャンプーです。
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸カリウム
・ラウレス硫酸ナトリウム

実際、なかなか成分を確認してシャンプーを購入する人も少ないかとは思われますが、頭の片隅に覚えておいていただけたらと思います。

高級アルコール系シャンプーは、泡立ちがよく、洗浄力が強く、さらに価格が安いことが特徴です。
ドラッグストアに並んでいるシャンプーの大半が高級アルコール系シャンプーです。

脂性肌の人は、このシャンプーの洗い上がりはお好みかもしれません。
ただし、もともと肌の弱い人や薄毛を気にする人には、洗浄力が強すぎて頭皮の皮脂を過剰に落としてしまって乾燥を招いたり、炎症や赤み、かゆみを起こしやすい一面もあるので、おススメできません。

石けん系
天然成分でつくられているため、比較的安全性が高く環境にもやさしいシャンプーです。
特に敏感肌やアレルギー体質の人にはおススメできます。

洗浄力もあり、価格もさほど高くないのですが、石けんはアルカリ性、頭皮と髪は弱酸性なので、頭皮と髪をキシキシさせたり、がごわごわしたりと、その使用感の評価は分かれます。

アミノ酸系
洗浄成分の界面活性剤の成分にアミノ酸を使用しているのが、アミノ酸系シャンプー。髪や頭皮によく馴染むので、頭皮に悩みを持っている人にもおススメできます。

洗浄力は、高級アルコール系シャンプーや石けん系シャンプーに比べると劣りますが、それでも日常の髪の汚れを落とすには十分ですし、必要以上に皮脂を洗い落としてしまうことがないので、トラブルも少ないシャンプーです。
ただし、他のシャンプーに比べてちょっと価格が高くなります。

薄毛でなくても覚えておきたい「シャンプーの選び方」

その他にもある、シャンプー選びのチェックポイント。

「酸性」か「アルカリ性」か

ご存知かとは思いますが、人間の肌は弱酸性。
だから、弱酸性のシャンプーが頭皮にやさしいシャンプーということになります。
アミノ酸系シャンプーは弱酸性。石けん系シャンプーはアルカリ性です。
高級アルコール系シャンプーは、弱酸性のものとアルカリ性のものが存在します。

「シリコン」か「ノンシリコン」か

そしてもう1つ。最近よく聞く言葉でもありますが、シリコンが含まれているかどうか、です。
シリコンというのは、合成化合物の1つで、化粧品や薬品、キッチン用品、オイルなどに利用されています。意外にもスマホにも利用されています(スマホに内蔵されている半導体チップ)。

シャンプーに含まれるシリコンには、髪をコーティングしてダメージから守ったり、指どおりを滑らかにするという利点があります。
反面、頭皮に付着したままになると炎症や抜け毛の誘因になる、育毛剤が浸透しにくい、パーマやカラーリングの効果が薄くなる、といったデメリットもあります。

ノンシリコンシャンプーは、髪をコーティングしないので、洗い上がりが軽く感じられますが、髪がきしみやすい面も持っているので、シャンプー後のケアも忘れずに行いたいですね。

育毛シャンプーで薄毛は治る?

育毛機能を前面に出したシャンプーが販売されています。
「育毛」⇒「髪を育てる」⇒「抜けにくくなる」⇒「薄毛解消」
などと思ってしまいがちですね。

育毛シャンプーには、フケやかゆみの改善、髪のハリやコシを保つ、抜け毛の予防などの効果を期待された成分が配合されています。
また、刺激の強い添加物が使用されていないものがほとんどで、頭皮にやさしい製品となっています。
薄毛を気にする人なら、シャンプーを選ぶ際は、育毛シャンプーを選びたいところです。

しかし、いくら髪や頭皮に良くても、シャンプーはシャンプー。薬ではありません。
育毛シャンプーを使用したからといって、みるみる薄毛が治る、というような夢物語はあり得ません。(洗髪不足で起きていた抜け毛は別ですが)

頭皮環境を整えるためには、とてもいい働きをするシャンプーですが、医薬品ではないことを念頭に置いて、過剰な期待をせず、頭皮や髪の毛のケアの一環として使用してください。

薄毛改善につなげたい! 正しいシャンプー法

毎日のことだからこそ、きちんと行いたい「シャンプー」。
正しいシャンプー法で洗えば、薄毛になりにくい良好な頭皮環境を保つことができます。

・頭皮をかくようにゴシゴシ洗う
・すすぎは適当
・ドライヤーは至近距離で

こんな習慣があったらすぐに見直しましょう。

正しいシャンプーの手順

1.まずは軽いブラッシング
あまり強いブラッシングは髪の毛に良くありません。軽いブラッシングで、髪の絡みをほどいたり汚れが落ちやすいように浮かせたりしましょう。

2.ぬるま湯で予洗い
いきなりシャンプー剤をつけるのではなく、まずぬるま湯で予洗いをしてください。髪や頭皮の汚れはこの段階でかなり落ちます。

3.シャンプーは手で泡立ててから頭にのせる
シャンプーを頭の上で泡立てるのは、余分な摩擦が髪の毛への刺激になるので、止めましょう。
手のひらで泡立てて、その泡を頭にのせて洗うようにします。

4.ゴシゴシ洗いは厳禁。指の腹を使って
頭皮をかくように洗うと、ちょっと気持ちいいと感じますね。だからといってそんなシャンプーを続けていては、頭皮にやさしくありません。
指の腹でやさしくマッサージするようにシャンプーしてください。

5.すすぎ残しがないよう、すすぎは十分に
シャンプーのすすぎ残しは頭皮トラブルの原因になります。すすぎ残しがないように、十分すぎるほどすすぎを丁寧に行いましょう。

6.タオルドライは髪を包み込むように
シャンプーした髪を、白いバスタオルでゴシゴシこすりながら男性がシャワールームから出てくるシーンを映画やドラマでよく見かけます。
でも、あのゴシゴシドライは髪には良くありません。
タオルで頭部を包み込むように、頭部の水分をタオルに移すつもりで、タオルドライしてください。

7.タオルドライが終わったら手早くドライヤー
ドライヤーはあまり頭部に近づけすぎないように、20cm程度離して使用します。
高温で一気に乾燥させたら、仕上げに一度冷風を当てておくと、髪の傷みを防げます。

本気で薄毛を改善したいなら

薄毛改善のために、シャンプーの選び方に気をつけたり、正しいシャンプー法で髪の毛を洗うことはとても大切なことです。
しかし、残念ながらシャンプーは治療にはなりません。

本気で薄毛を改善したいなら、頭髪治療専門クリニックでの治療がおススメです。
メンズヘルスクリニック東京のコンセプトは「男性の内面と外面を医療でサポート」。
きっと貴方の薄毛にも良い対策を提示してくれるでしょう。

いきなりの治療はちょっと…と思うなら、まず無料カウンセリングを受けてみませんか。
カウンセリングの専門スタッフが貴方の薄毛改善に向けた道をご提案します。
20年間で210万人もの薄毛改善にかかわってきたからこそ培われた薄毛改善の指導経験が、今度は貴方の薄毛治療を支えます。

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本気で薄毛を改善したいなら

まとめ

薄毛を気にする人が1日の中で一番気になるのが、シャンプー時の抜け毛です。
頭皮環境を整えられるなら、正しいシャンプー法、良いシャンプーの選び方など、今よりもう少し「シャンプー」に気を遣わない手はありません。

毎日のことだからこそ、ぞんざいにせず、丁寧に行いたいですね。

「今のシャンプーでいいのかな…」そんなふうに思ったらこのコラムを思い出してください。
他にもシャンプーについての記事があります。
よろしければこちらも合わせてお読みください。

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