この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

頭皮のかゆみは、ひどくなると、人によってはかき崩した箇所が出血したり、赤く炎症を起こしたり、ただ「かゆい」だけではすまない状況になっていきます。このかゆみを予防する手立て、かゆみが起きた時の対処を知って、頭皮環境の改善に努めましょう。

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頭皮のかゆみの原因はいったい何?

「頭皮のかゆみ」を感じることは誰しもあるでしょう。
ちょっとかゆいぐらいなら問題ありませんが、困るのは「かいても、かいても、かゆみが治まらない、しつこいかゆみ」。

不思議なもので、かゆい所をかきはじめると、かゆみの範囲が広がっていくような気がしませんか。
かいているうちに、最初はかゆみを感じなかった箇所もかゆいと感じるようになる…
でも、あまりかき過ぎると、次第にヒリヒリするような痛みを感じたり、出血したりもします。

このしつこい頭皮のかゆみの原因は何でしょう。
予防策や適切な対応を知って、不快なかゆみとおさらばしましょう。

頭皮のかゆみの原因<1>
頭皮へのダメージ

頭皮への小さな刺激が、かゆみとして感じられることがあります。
オシャレな人ほど、パーマやカラーリングの回数が多いものですが、パーマやカラーリングは頭皮へのダメージとなります。ダメージがひどいと、それが炎症の原因となる場合があり、かゆみが生じることもあります。頭皮がもともと弱い人はもちろん、日焼けや乾燥により頭皮が敏感になっている時にパーマやカラーリングを行うと、よりダメージが大きくなりがちです。

また、ヘアスタイリングに欠かせない整髪料は、頭皮に付着した整髪料の洗い残しがあると、過敏症やアレルギー反応によって、頭皮のかゆみや炎症をおこすこともあります。
ヘアスタイリング剤はなるべく肌につかないようにし、成分の優しいものを使うようにして、シャンプー時にしっかり洗い流すようにしましょう。

頭皮のかゆみの原因<2>
シャンプー・コンディショナーの洗い残しや成分が肌質に合っていない

シャンプーやコンディショナーなどのすすぎが不十分で洗浄成分が頭皮に残っていると、その成分が頭皮を刺激し、かゆみを発生させる原因となる場合があります。

特に、洗浄力が強力なシャンプーはその分刺激も強いので、肌の弱い人は注意が必要です。

また、そもそもシャンプーやコンディショナーが肌質に合っていないという可能性もあります。「そういえば、このシャンプーに変えてからかゆみが強くなったような気がする」などと感じることがあったら、一度シャンプーをはじめとしたヘアケア製品を変えてみるのも手です。

肌の敏感な人は、比較的頭皮に優しく刺激も少ない、自分の肌質に合ったヘアケア製品を選ぶようにしましょう。

頭皮のかゆみの原因<3>
乾燥

乾燥もまた頭皮のかゆみの原因です。

頭皮の乾燥は、
・季節的に湿度が少ない場合
・空調を利用しすぎている
などの環境的要因だけでなく、
・頭皮の老化
・シャンプーの回数が多すぎたり、洗浄成分が強すぎることで皮脂が奪われる

など、さまざまな原因が考えられます。
乾燥が進み、皮膚のバリア機能が低下すると、少しの刺激でかゆみが生じます。

乾燥を防ぐ対策として、
・帽子や日傘を活用して、紫外線をカット(最近は、頭部にスプレーする日焼け止めも市販されています。便利なアイテムはどんどん取り入れましょう)
・保湿に気をつけたヘアケアを(顔用の保湿剤も悪くありませんが、頭皮専用の保湿ローションも市販されています)
・ヘアケアは丁寧に(ブラッシングやシャンプーは優しく頭皮をいたわるように。ドライヤーは短時間で済むように心がけましょう)

頭皮のかゆみの原因<4>
雑菌

頭皮には、もともと多くの「常在菌」が存在します。
「菌」と聞くと悪いイメージがありますが、常在菌は、さまざまな外的ダメージから頭皮を守る役割も持っており、ふだんはとても頼もしい存在です。
しかし、頭皮環境が悪化することで、常在菌が異常繁殖し、それがかゆみのもととなることがあります。

頭皮に存在する常在菌の代表的なものに、「表皮ブドウ球菌」「マラセチア菌(マラセチア・フルフル菌)」

などがあります。
通常は、この常在菌がバランスの取れた状態で存在しているので、問題はありませんが、何かの理由で減り過ぎたり増え過ぎたりすることがかゆみの原因になります。

常在菌が増えすぎる場合

常在菌のエサは頭皮の皮脂です。溜まった皮脂汚れをそのままにしたり、過剰分泌されると、常在菌はますます繁殖します。
過剰な皮脂が常在菌によって分解される時に炎症や刺激を起こし、かゆみが発生することがあります。
また、この時に発生する脂肪酸は、頭皮の臭いのもとともなります。

頭皮のかゆみの原因<5>
アレルギー症状などの炎症

頭皮も肌のうち。乾燥などで荒れている頭皮に花粉やハウスダストなどなどのアレルゲンが付着することで、かゆみを起こすこともあります。また、少しのかゆみが気になってかいてしまい、小さな傷口からアレルゲンが侵入すると、さらに炎症を起こすこともあります。
アレルギー体質の人は要注意です。

頭皮のかゆみ、もしかしたら病気のサインかも!?

頭皮のかゆみは、もしかしたら病気のサインかもしれません。
頭皮ケアや生活習慣の改善でも、かゆみが改善されないような場合は、病気を疑ってみることも必要です。

かゆみを伴う病気【1】水虫

水虫は足にできるもの、なんて思っていませんか。
水虫は、足にできたときは「水虫」と呼び、手にできれば「手水虫(手白癬)」、陰部にできれば「インキンタムシ(股部白癬)」、体部だと「タムシ(体部白癬)」など呼び方が少し変わりますが、原因が白癬菌であることに変わりはありません。そして頭部にできると「しらくも
(頭部白癬)」と呼ばれることもあります。

水虫は、どこにできたとしても、完治までに時間がかかります。
頭皮の場合も同じこと。かゆみだけでなく、水疱ができることもあれば、痛みを伴うこともあります。
頭皮を自分で見ることはできないため、自分で判断するのは難しいでしょう。
水虫を疑ったら、一度皮膚科に行くことをお勧めします。

かゆみを伴う病気【2】シラミ

「シラミ? いつの時代の話だ」と笑っている場合ではありません。
現代でもシラミは身近な害虫として生息しています。
シラミは、他の動物の血液を吸って生きている昆虫。まさに害虫ですね。
寄生する場所によって呼び方がありますが、頭髪に寄生するのは「アタマジラミ」と呼ばれます。

保育園や幼稚園では不定期に流行しますが、お子さんがシラミに寄生されていると、家族が感染する可能性は低くありません。

シラミに寄生されると、とにかく強いかゆみが続きます。かゆみのために、物事に集中できないほどの強さです。
駆除しか対処がありませんが、ちゃんと駆除のための薬も市販されています。

かゆみを伴う病気【3】アトピー

もともと肌のバリア機能が弱いのがアトピー肌の人。肌が乾燥しやすく刺激を受けやすい状態にあります。ちょっとした刺激でもかゆみを生じ、かき崩すと炎症化しやすいのもアトピー肌の困ったところ。
かゆい⇒かくと肌がさらに荒れる⇒炎症化 という悪循環に陥りがちです。
かゆみの強さも比較的強く、寝ていても目が覚めてしまうこともあります。

かゆみを伴う病気【4】乾癬

乾癬は、免疫機能の異常で起こる皮膚の病気です。
「かんせん」と発音しますが、周囲の人に「感染」することはありません。
しかし、赤い発疹の上にフケなどが発生し、かゆみを生じます。表皮細胞が異常な速度で生まれ変わるため、頭皮がどんどんはがれていきます。
かゆみを我慢できず、かいてしまうとさらに炎症を悪化させることもあります。

頭皮のかゆみ、もしかしたら病気のサインかも!?

頭皮のかゆみ、いい対処法は

頭皮のかゆみの軽減或いは解消につながる手立てをいくつかご紹介します。

ヘアケアを見直す

シャンプーなどのヘアケア用品選び

シャンプーが頭皮のかゆみの原因になっていることは少なくありません。
シャンプーを変えたらかゆくなった、などという人は一度シャンプーを選ぶところから見直し、シャンプー時には優しくシャンプーするようにしましょう。

また、スタイリング剤も同様に適切な選び方と使い方があります。新しいものを使ってトラブルがあるようなら、見直しが必要かもしれません。

シャンプーや、シャンプー後の乾燥にはこちらも参考の記事もお読みください。

フケ対策には育毛シャンプー!効果を得るなら成分と使い方に着目
髪の自然乾燥は頭皮に大ダメージ!トラブルを防ぐ正しい髪の乾かし方
シャンプーをしても頭がかゆい!その原因と今日からできるかゆみ対策

食生活を見直す

健康な生活のためにバランスの取れた良い食生活が大事なように、健康な頭皮環境を整えるためにもやはり良い食生活は大事です。
バランスよくいろいろなものを摂取することを心がけて日々の食事を摂ってください。

脂質の多い食事、スナック菓子を食事代わりにする、食べたり食べなかったりする、ファストフードやコンビニ弁当に偏っている……どれも良くありません。

バランスよくいろいろな栄養素を摂取し、健康な体と頭皮を維持しましょう。

その他日常生活で気をつけること

生活習慣を整える

生活習慣の乱れは新陳代謝に悪影響を及ぼし、頭皮の健康にも影響します。
睡眠不足などはできるだけ解消してよく眠るようにしてください。

また、ストレスを上手に回避、発散させることも大切です。過度のストレスは自律神経やホルモンバランスの乱れにつながり、体にもてきめんに現れます。
ストレスゼロというのは難しいものですが、趣味に打ち込んだり、散歩をしたり、カラオケに出かけたり。
とにかく気持ちのガス抜きを心がけてください。

頭皮にも保湿剤を

最近は、頭皮専用の保湿ローションなどが市販されていますから、乾燥の気になる人は、そういったものを使ってみるのもおススメです。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージは頭皮の血行を良くし、新陳代謝を促進することにつながり、頭皮環境の改善を図れます。
指の腹を使ったマッサージは、気分爽快で、いいリフレッシュにもなります。
まずは週に1度でもいいので、やってみませんか。

頭皮のかゆみ、クリニックに相談を

頭皮のかゆみについて、いろいろ説明してきましたが、解決しそうですか?
自分でできることには限界があります。
また、そもそもの頭皮のかゆみの原因が自分では突き止められないこともあります。

発毛治療専門クリニックは、頭髪治療だけを行っているのではありません。
髪の毛が生えている頭皮についても、さまざまな知見を有しています。

「あれこれ試してみたけど、どうもスッキリしない」「何をどうすればいいのか、専門家のアドバイスを受けたい」
そんな人は、是非一度頭髪治療専門クリニックに相談してみてください。

まずは無料カウンセリングから。
専門スタッフに日ごろの生活習慣や生活環境などを話すことから、すべては始まります。

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