この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

「しっかり頭を洗っているのに、お風呂上りにすぐに頭皮がかゆくなる…」という経験はありませんか。そのかゆみは汚れが落ちていないのではなく、他の原因がある可能性があります。

「常に頭皮を清潔にしておきたい」「加齢臭が気になる」などの理由から、朝晩シャンプーをしている人は要注意です。頭皮は洗いすぎることでさまざまなトラブルを引き起こします。

シャンプーをしても頭皮がかゆい6つの原因を解説し、その対策として正しいシャンプーの仕方、選び方、シャンプー以外に気をつけることをご説明します。ムズムズする頭皮のかゆみに悩む人はぜひ参考にしてください。

baseimage

毎日シャンプーしているのにかゆみが…その原因とは?

シャンプーをしているのにかゆみがおさまらない場合は以下の6つの原因が考えられます。心当たりがないかチェックしてみましょう。

シャンプーのすすぎ残し

流しきれなかったシャンプー液が毛穴に詰まり、徐々に蓄積してアレルギー反応を起こすと、かゆみが出ます。

頭皮の乾燥

1日に何度も頭を洗って皮脂を必要以上に落としていると頭皮が乾燥し、フケが出てかゆくなります。

過剰な皮脂分泌

洗いすぎで頭皮が乾燥したために皮脂が過剰に分泌され、皮脂をエサにする菌が繁殖してかゆくなります。

頭皮が傷ついている

強くこすりすぎたり爪を立てて洗ったりすると、頭皮には目に見えない細かな傷がたくさんつきます。

傷は炎症を起こして熱をもち、かゆみとしてあらわれます。

シャンプーがあっていない

もともと乾燥肌の人が洗浄力の強いシャンプーを使っている、または、脂性肌の人が洗浄力の穏やかなシャンプーを使っている場合、フケが出たり、頭皮にニキビができたりすることがあります。また、特定の成分に対してアレルギー反応が生じている可能性もあります。

カラー剤によるダメージ

美容室で髪を染めると、カラー剤のアルカリを除去し、弱酸性に戻すという作業をします。しかし、自宅で同じことをするには専用のジェルやシャンプーを購入する必要があるため、ほとんどの人はアルカリ除去をしていません。ダメージを受けた髪や頭皮を放置していると、2~3日経ってからかゆみが出てくることがあります。

かゆみよ止まれ! 正しいシャンプーの仕方

シャンプーの仕方が間違っていると、頭皮に傷をつけるほか、すすぎ残し、乾燥による皮脂の過剰分泌を招きます。多くの人が自己流のシャンプーをしているため、ここで正しいシャンプーの基本を確認しましょう。

Step1 シャンプーをつける前にお湯で予洗いする

38~40度のお湯で、頭皮と髪をしっかりと濡らします。クシで髪をとかしながら、まずはお湯だけで髪を洗いましょう。そうすることでゴミやホコリが落ち、シャンプーがしっかり泡立ちます。お湯の温度は高すぎると皮脂を洗い落とし過ぎてしまうため、40度以下を目安にしてください。

Step2 シャンプーは手で泡立ててから頭につける

ポンプを1プッシュして出てくるシャンプーの量は女性のミディアムヘアを洗うのにちょうど良い量です。長髪の男性でしたら1プッシュで大丈夫ですが、ほとんどの男性には多すぎるので半プッシュを目安に使用してください。

液状のまま頭に乗せるとシャンプーが頭皮の毛穴に入り込んでしまうため、必ず泡立ててから髪につけるようにしましょう。手のひらで泡立てにくい場合は泡立てネットを使うと簡単です。

Step3 指の腹を使ってマッサージするようにやさしく洗う

かゆみを解消するために爪を立てて洗うのはNGです。爪で頭皮を引っ掻くと、細かな傷がつき炎症を起こします。すると、かゆみが悪化するという悪循環に陥ってしまいますので、頭皮は必ず指の腹で揉むようにやさしく洗いましょう。

Step4 すすぎ残しがないようにしっかりすすぐ

シャワーを壁に固定していると耳の周りや後頭部などが洗いづらく、すすぎ残しにつながります。手に持って動かせるシャワーであれば、シャワーヘッドを頭皮にあてるように流すと隅々まで流せます。

Step5 タオルドライをしてからドライヤーで乾かす

髪がびしょ濡れのままドライヤーで乾かそうとすると、長時間熱風を当てることになり、髪も頭皮もダメージを受けます。まずはタオルでしっかりと水分を拭き取ってからドライヤーを当ててください。

ドライヤーは頭部から20cm程度離し、角度や位置を変えながら根元から毛先へ向かって動かします。自然乾燥は、頭皮を濡れたままにすることで菌が繁殖し、かゆみの元となるため必ずドライヤーで乾かしましょう。

自分に合ったシャンプーの選び方でかゆみを止める

肌質に合わせる

自分が脂性肌、乾燥肌のどちらかわからない人は、頭皮タイプのチェックをしましょう。チェックの仕方は簡単です。シャンプーをして髪を乾かした後、10分後と1時間後に頭皮を触ってみてください。10分後に皮脂が出ている人は脂性肌、1時間以内に皮脂が出ている人はどちらにも偏っていない肌、1時間経っても皮脂が出ていない人は乾燥肌です。

脂性肌の人は洗浄力だけでシャンプーを選びがちですが、ただ洗浄力が強いだけでは逆効果です。洗浄成分とともに、保湿成分が配合されたシャンプーを選びましょう。乾燥肌の人は洗浄力が強すぎないマイルドなものを選ぶようにしてください。

男性用シャンプーを選ぶ

基本的に男性の頭皮は皮脂の分泌量が多く、女性は乾燥気味であることが多いので、シャンプーもそれぞれにあった成分で作られています。皮脂の多い男性が、彼女や奥さんの使っている女性用のシャンプーを使うと、汚れを落としきれずかゆみ、臭い、フケの原因になります。男性は男性用として販売されているものを選びましょう。

ただし、男性でも敏感肌や乾燥肌の人はいます。そのような人はアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。刺激が少なく、やさしい洗い上がりで過剰に皮脂を取り過ぎることがありません。

添加物が少ない低刺激シャンプーを選ぶ

敏感肌の人、アレルギー体質の人は、添加物が少ないシャンプーが望ましいです。特に刺激になりやすい成分として、石油系界面活性剤・シリコン・パラベン・香料・着色料などあります。

シリコンシャンプーのメリットと選び方!髪への影響は使い方次第?

シャンプー以外のかゆみを止めるアプローチ

湯船に浸かる

スチーム効果で頭皮がやわらかくなると、頭皮の汚れが落としやすくなります。また、頭皮の血行が促進され、髪の成長に必要な栄養が毛根にスムーズに届きます。

ただし、普段から頭がかゆい人は、体温が上昇すると頭皮にかゆみが生じます。入浴中にかゆみが生じたときは、タオルを冷たい水で濡らして頭に乗せましょう。冷たいという刺激で、かゆみを抑えることができます。

枕カバーを替える

枕カバーには汗や皮脂、唾液などが染み込んでおり、6cm×6cmあたり約100万個の雑菌が付着していると言われています。

出典:家庭洗濯の除菌・殺菌効果 『東京家政学院大学紀要 第53号 2013年』

3~4日経てばかなりの汚れが蓄積しているということになるので、できれば毎日替えるのが理想的です。そんなに枕カバーをたくさん持っていない、という人は枕にタオルを乗せて毎日取り替えるようにしてください。

生活習慣を整える

不規則で不健康な生活を送っていると代謝が悪くなり頭皮のトラブルとなってあらわれます。食事、睡眠、運動、飲酒などの基本的な生活習慣を見直し、体全体で健康維持を意識すれば、おのずと頭髪のトラブルも治まってくるでしょう。

かゆみの原因がわからないときはカウンセリングで解決

シャンプーをしても頭皮のかゆみが改善しないときの原因と対策をいくつかご紹介してきました。

「すべて試したがそれでもかゆみが治まらない」という人は少なからずいるかもしれません。頭皮の症状は千差万別ですので、一般的な方法で改善できない場合もあります。

そんなときは頭髪治療専門クリニックの無料カウンセリングを利用しましょう。さまざまな症例を診てきた専門の医師に話を聞いてもらえば、一人で悩んでいるよりも解決策が見つかる可能性は高いです。

かゆみ、というのは慢性化して慣れてしまうことから、本人も治療を後回しにしがちですが、なくなるととても快適で、晴れやかな気持ちになります。是非この機会に、シャンプーの仕方や生活習慣を見直して、不快なかゆみを取り除くことにチャレンジしてください。

投稿:Dクリニック東京 メンズ

相談無料

AGAは一人で悩まないでください。
薄毛が気になりだしたら、お気軽にご相談ください

個人個人で髪の悩みはさまざまです。同じような症状でも原因や治療方法が全く違う場合があります。
ご自分で判断せずにクリニックにご相談ください。AGAは早めの治療が効果的です。

関連記事

最新記事