この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

薄毛と肥満に因果関係はあるのでしょうか?確かに、太っている方ほど汗をかきやすかったり脂っこい食事を好んでいたりするイメージはあるかもしれません。しかし、イメージから「肥満は頭皮の環境に好ましくない」と決めつけるのは早計です。
今回は、薄毛と肥満の関連性を、医学的な観点から考えてみたいと思います。

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肥満はどのような状態?

肥満とは、過剰なまでに体脂肪が蓄積された状態を指します。肥満かどうかを判断するひとつの指標として、日本肥満学会では「BMI」(Body Mass Index)という体格指数が使われています。
BMIは、以下の計算式により求めることができます。

BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

数式からわかるように、BMIは体重と身長の関係から割り出される指標です。
BMIが18.5~25未満の範囲であれば、「適正体重」となります。BMIが25以上ならば「肥満」、BMIが18.5未満ならば「低体重」となります。
また、内臓脂肪蓄積の指標となるウエスト周囲長は、男性85cm以上、女性90cm以上を基準としています。

薄毛と肥満をつなげる根拠はあるの?

薄毛と肥満に、医学的な関連性は認められるのでしょうか。
メンズヘルスクリニック東京をはじめとするヘアメディカルグループの約200人の臨床データを調べてみると、両者の相関は「高い傾向がある」とはいえるものの、その原因まではわかっていません。また、すでに発表されているいくつかの論文でも同様です。薄毛と肥満の関係性にはふれていますが、直接の因果関係までは示しきれていません。
もし、薄毛と肥満に密接な関係があるとしたら、やせている方は髪の毛がフサフサな傾向があるといえますが、そういったデータはありません。また、やせると髪の毛が生えてくるということにもなりかねないでしょう。つまり、薄毛と肥満に関係はあるものの、「肥満が薄毛の原因」とは断言できないのです。

肥満を改善するための方法

肥満は薄毛の直接的な原因ではないものの、健康体であることは、髪の毛の発育にとって好ましい結果をもたらすはずです。ここでは、肥満を改善するために、摂取カロリー、消費カロリー、基礎代謝のコントロール方法について解説していきます。

摂取カロリーのコントロール

肥満を改善するための方法として、第一に見直したいのが食生活でしょう。肥満を気にされている場合、摂取カロリーのバランスに気を付けましょう。
厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、1日に必要なカロリーは、成人男性で約2,500kcal、成人女性で約2,000kcalになります。これらは平均値になりますが、参考にしながら1日の摂取カロリーを見直してみてもいいでしょう。

また、同調査では、目標とするBMIについても、年齢別に提示しています。

<目標とするBMI>

18~49歳:18.5~25未満
50~69歳:20.0~25未満
70歳以上:21.5~25未満

摂取カロリーを抑えるために、脂っこい食事やジャンクフードを避けるのはもちろん、夕食を過ぎてからの夜食、飲んだ後のラーメンなども、できるだけ控えるといいでしょう。

参照:日本人の食事摂取基準(2015年版)

消費カロリーのコントロール

摂取カロリーと同時に、消費カロリーについても見直すことが大切です。消費カロリーを増やすには、運動が一番。特におすすめしたいのは、脂肪を燃焼する効果のある有酸素運動です。ジムやスイミングなどに通って運動してもいいでしょう。通うことが難しい場合は、日々の生活の中にウォーキングを取り入れるだけでも、効果が望めます。
厚生労働省の「健康づくりのための指針2013」では、ウォーキングは3メッツの運動強度に相当しています。メッツとは、身体活動の強さを表す単位で、座って安静にしている状態が1メッツになります。少し負荷を高めた4メッツのウォーキングを30分続けた場合、その消費カロリーは、お碗に半分程度のご飯を食べたときの摂取カロリーと、ほぼ同等になります。

基礎代謝のコントロール

基礎代謝とは、普通に生活しているだけで消費されるエネルギーのこと。循環器や消化器官の機能をはじめ、骨や筋肉の維持など、さまざまなことにエネルギーが必要になります。基礎代謝を高めることは、肥満改善にもつながっていきます。
激しい運動を行わなくても、軽い運動で基礎代謝は向上します。例えば、エスカレーターではなく階段を使う、電車から降りて徒歩で1駅移動するなどでもいいでしょう。また、入浴には、体が温まることで血行を促進するとともに、代謝の向上が期待できます。そこでおすすめしたいのが、ぬるめのお湯に胸のあたりまでつかる半身浴です。20分ほど続ければ、大量の汗が流れてくるでしょう。なお、半身浴後には、十分水分を補給するようにしてください。

頭髪について不安があるならば専門クリニックへ

肥満であることは、生活習慣病の疑いがあり、健康への黄色信号といえます。当然ながら、頭皮にも良くない影響を与えている可能性があります。
もし、頭髪に関して不安をお持ちでしたら、メンズヘルスクリニック東京をはじめとした頭髪を扱う専門クリニックにて、お気軽にご相談ください。生活習慣のアドバイスを含めて、的確な治療法を提示することが可能です。

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