この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

ある日を境に、なんとなく髪質が細く変わってしまった気がする…。それはAGA(男性型脱毛症)発症のサインかもしれません。

今回は、AGAの典型的な症状ともいえる、軟毛についてご説明します。また、普通の髪質の人が、軟毛に変わらないために気を付けておきたいポイントもご紹介します。

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軟毛と剛毛

軟毛とは毛髪が細くやわらかくなり、コシやハリがない状態のことで、「猫っ毛」とも呼ばれます。メラニン色素も少ないので、日本人や東洋人の黒い髪の毛が軟毛化すると、茶褐色を帯びた色になることがあります。

一方、剛毛とは一本一本の毛髪が、太く丈夫な髪質のことを指します。髪の毛の量が多い場合にも、使われる言葉でもあります。剛毛の特徴は、髪の毛にハリや強さがあることです。東洋人の場合は、黒々とした髪の色になります。

髪の毛が軟毛に変わったらAGA症状のシグナルかも

毛質は、遺伝的な影響を受けやすいとされています。しかし、生まれつきではなく、成長過程の中で髪質が軟毛へと変化したのだとすれば、そこには何かしらの原因があるはずです。健康な毛髪だった人が後天的な理由で軟毛化した場合、いくつかの原因が考えらます。そのひとつが、AGAの発症です。AGAを端的にいうと、「髪の毛を育てるヘアサイクルが短くなることで、正しく発毛が行われなくなった症状」を指します。

髪の毛は通常、約4~6年の「成長期」、約2~3週間の「退行期」、約3~6ヵ月の「休止期」を経て、再び成長期を迎えます。この一連の周期がヘアサイクルです。AGAが原因で軟毛化の症状が見られる場合、このヘアサイクルが短くなったことによって起きた症状の可能性があります。

以前ははっきりしたメカニズムがわからなかったAGAも、今ではなぜ薄毛症状が起こるのか、メカニズムが解明されています。AGAによる薄毛や軟毛化は、「テストステロン」という男性ホルモンが、「5αリダクターゼ」という酵素と結び付くことでできる「ジヒドロテストステロン(DHT)」によって引き起こされます。ジヒドロテストステロンによって髪の毛を作る毛母細胞の働きが低下し、軟毛になったり、薄毛や脱毛が起きてしまったりするのです。単なる加齢による薄毛や脱毛とは原因が違い、AGAはメカニズムが明確になっているため、対処法や治療法が存在します。

軟毛化を予防するのための生活習慣習慣

後天的な理由で自分の毛髪が軟毛化した場合、毛髪の健康を維持するためには生活習慣が大切になります。それぞれ確認していきましょう。

・規則正しい生活リズム

生活リズムが乱れは、自律神経にストレスを与え、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてきます。交感神経と副交感神経のアンバランスな状態は、ヘアサイクルにも影響してきます。

・十分な睡眠

厚生労働省の発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、「必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満のあたりにあると考えるのが妥当」と示されています。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉や骨の再生・維持はもちろん、育毛にも関わっています。

参考:「健康づくりのための睡眠指針2014

・栄養バランスのいい食事

軟毛予防には、バランスのいい食事が欠かせません。

食事をする際は、髪の健康に必要なたんぱく質、ミネラル、ビタミンといった五大栄養素をまんべんなく取り入れるよう、心掛けてください。

・ヘアケア

シャンプーは、頭皮の皮脂や汚れを落とし、頭皮の環境を清潔に保つために使います。頭皮に皮脂汚れが残っていたり、爪で頭皮に傷をつけたりすると、頭皮のトラブルにつながります。指のおなかを使って、地肌をマッサージするように優しく洗ってください。洗髪後、シャンプーやコンディショナー(リンス)を終えたら、荒い残しがないようにゆっくりと丁寧に流し落としましょう。

軟毛対策としてのAGA治療

冒頭、テストステロンが5αリダクターゼと結合し、ジヒドロテストステロンに変化することでAGAが発症するとご説明しました。AGAの治療では、「テストステロンをジヒドロテストステロンにさせないようにするか」に重点が置かれています。

「フィナステリド」で5αリダクターゼの働きを抑える

AGA治療薬の内服薬に「プロペシア」という薬があります。プロペシアには、5αリダクターゼの働きを抑える「フィナステリド」という成分が入っており、テストステロンがジヒドロテストステロンに変わることを防いでくれます。プロペシアは市販薬ではないので、医師の処方を受ける必要があります。

「ミノキシジル」が毛母細胞に栄養を届けやすくさせる

AGA治療には、頭部に直接塗るタイプの外用薬も使われます。

ミノキシジル」という成分を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。発毛を促すメカニズムの詳細はまだはっきりわかっていませんが、ミノキシジルは血行を促進し、毛母細胞に栄養を届け、新陳代謝を活発にする効果があるといわれています。AGA専門クリニックでは、このミノキシジルを含む外用薬の処方もします。

薬局やドラッグストアで買える大正製薬の「リアップ」は、ミノキシジルが配合されている唯一の一般用医薬品です。

抜本的な軟毛対策をするなら

 

頭髪の専門クリニックを受診することのメリットは、AGA治療の実績に基づいた治療が受けられることです。

治療の裏付けとなるのは、「このような症状に、このような治療を行ったら、このような結果が生じた」という過去の臨床例です。メンズヘルスクリニック東京は、19年間で190万人の実績があります(※)。軟毛が気になる、以前より毛髪にハリコシがなくなったなど、頭髪に関して不安をお持ちでしたら、メンズヘルスクリニック東京、あるいは頭髪を専門で扱うクリニックで診察を受けてみてはいかがでしょうか。

※1999年から2017年のヘアメディカルグループの延べ患者数

相談無料

AGAは一人で悩まないでください。
薄毛が気になりだしたら、お気軽にご相談ください

個人個人で髪の悩みはさまざまです。同じような症状でも原因や治療方法が全く違う場合があります。
ご自分で判断せずにクリニックにご相談ください。AGAは早めの治療が効果的です。

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