この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
メンズヘルスクリニック東京

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にAACクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、ヘアメディカル関連クリニックの中で最大規模を誇るメンズヘルスクリニック東京の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

ハゲとひと口に言っても、AGAばかりとは限りません。ハゲ治療のためには、まずその薄毛がAGAなのか、そうでないかの見極めが必要です。ピント外れの対策では、何の治療にもなりません。そして手立てが遅れるほど回復も遅くなります。

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ハゲ治療の前に~まずは原因を見極める

成人男性の3人に1人が薄毛に悩んでいるといいます。
その人たちの多くが「AGA(男性型脱毛症)」。10~20代で発症すると「若年性脱毛症」、30代以降で発症すると「壮年型脱毛症」と分類されています。
発症年齢は違っても、その発症メカニズムは同じです。

薄毛に悩む人の中には、既にセルフケアで何らかの対策に取り組んでいる人もおられるのではないでしょうか。
「なかなかハゲが改善しない」と悩む人は、実はそのハゲの原因にしっかりアプローチできていないことが多いのです。

薄毛の原因をしっかり見極めて、それに合った適切な対処をすれば、ハゲは高い確率で治すことが可能です。
薄毛治療に取り組む前に、まずは自分が「AGAのハゲ」なのか、「AGA以外のハゲ」なのかを見極める必要があります。

ハゲの原因(1)AGA

AGAの発症は、頭皮の毛母細胞が男性ホルモンの影響を受けることにより起こります。
男性ホルモンの影響で毛母細胞の活動が弱まると、ヘアサイクルが乱れ抜け毛が増えます。その結果、薄毛が進行していくという脱毛症をAGA(男性型脱毛症)といいます。

遺伝の要素が大きく、生活習慣に特に問題がなくても、発症することがあります。
一度発症すると、自然治癒はなかなか望めません。回復には治療以外に有効な手立てはありません。

AGAについてはこちらにも詳細な記事コラムがございます。是非併せてお読みください。

AGAって
AGA(男性型脱毛症)の原因

ハゲの原因(2)AGA以外の脱毛症

ハゲの原因はAGAだけとは限りません。

皮膚疾患や内科系の疾患で、頭髪が薄毛になることがあります。
また、特定の医薬品の副作用として脱毛する場合もあります。
これらは原因がはっきりした時点で、その原因となっている疾患の治療をしたり、薬の服用をやめたりすることで薄毛が回復します。

その他、髪の毛の健康的な成長を妨げる要因が、ハゲを進行させていることがあります。
その主なものは(太文字)生活習慣の乱れ(太文字終わり)です。

睡眠不足や運動不足は血行不良の原因となります。
栄養バランスを考えない食事が続くと、頭皮や髪の毛に大切なアミノ酸やミネラル、ビタミンなども不足し、脂っこいものに偏った食事は皮脂の過剰分泌を招いて、頭皮環境悪化の原因になります。

こうした生活は健康な髪の毛の成長を阻害し、ハゲが進む原因になります。

AGA以外の脱毛症については、こちらにも詳しい説明がございます。
こちらも是非お読みください。

脱毛症について

ハゲの原因(3)複合的な抜け毛

実際のところ、AGAを発症してはいるけれど、それ以外の様々な要因が絡み合って抜け毛が発生していることも少なくありません。

ハゲ治療には、まず原因を明らかにすることが治療の第一歩なのですが、素人ではなかなか原因が分かりにくいという現実があります。

薄毛の原因を明らかにするなら、薄毛についての専門的な知識を持っている発毛治療専門クリニックで診察を受けるのが良いでしょう。

適切なハゲ治療をすれば「ハゲ」はかなりの確率で治る!

もしも貴方のハゲがAGAなら、かなりの確率で治せます。

薄毛治療薬として知られる「ミノキシジル」の場合、外用薬の有効性は4ヶ月から認められています。つまり、4ヶ月くらいから効果が感じられるということです。
もう1つの治療薬「フィナステリド」の場合、3年間使った人のうち80%が発毛を実感しているというデータもあります。

諦めないで、まずは自分のハゲの原因をしっかりと確かめ、ハゲ対策をしましょう。

ハゲ治療にまつわるいくつかの誤解

「ハゲ治療をしても無駄」「ハゲは治療できない」というウワサがまことしやかに流れています。
そう信じている人たちには、その人たちなりの理由があるようです。

「頭皮に良い栄養素を摂ったけど、改善しない」
頭皮環境を改善していない

いくら頭皮に良いと言われる栄養を摂取しても、頭皮の環境が悪ければ、髪は育つことができません。

・頭皮の皮脂が過剰
・乾燥しすぎてフケがたくさん出ている
・湿疹や炎症などの疾患を起こしている

などのほか、血行が悪ければ頭皮や髪に栄養が行き届くよう、血行不良を改善することも大切なポイントです。

また、日々の生活でハゲ対策を行う場合には、即効性は期待できません。ハゲ対策には時間をかけて生活の環境を改善し、持続していくことが重要です。

「育毛シャンプーにしたのに生えてこない」
そもそもシャンプーは医薬品ではない

髪や頭皮にやさしいシャンプーが販売されています。少し価格は高くなりますが、髪に良いと言われる成分が配合され、頭皮や髪への刺激も少ないので、抜け毛を気にする人にはおススメのシャンプーです。

ただ、シャンプーはあくまでもシャンプー。それを使用したからと言って、髪の毛が生えてくるわけではありません。
頭皮環境を整えるためのアイテムの1つだと思って、気長に使ってください。

「以前に薄毛治療をしたが、あまり効果が実感できなかった」
治療を短期間でやめてしまったり、使用した薬が合っていなかった可能性も

「以前に薄毛治療をしたけど、効果がなかった」
薄毛治療は、どの薬を使用するにしても長期間の取り組みが必要とされます。
しっかりと、長期間にわたって取り組んでいないと効果は実感できません。

また、最近は「ミノキシジル」という発毛成分と、「フィナステリド」「デュタステリド」という脱毛抑制成分との併用治療が主流ですが、体質に合ったものを選んでいないと効果が出ない場合があります。

いろいろな噂に惑わされて、治療スタートを足踏みしているのは、とてももったいないことです。
AGAはかなりの確率で改善が見られます。
しかも、治療開始が早ければ早いほど、効果が実感できるまでの期間も短く、その効果もより大きく感じられます。

適切なハゲ治療をすれば「ハゲ」はかなりの確率で治る!

気になるAGA治療のお財布事情

AGA治療薬は、大きく分けて「AGAの進行遅延を目的とする薬」と「発毛そのものを促進する薬」の2種類に分類されます。

「AGAの進行遅延を目的とする薬」には、「フィナステリド」と「デュタステリド」の2種類があり、「発毛そのものを促進する薬」には「ミノキシジル」があります。

どちらも、健康保険適用外で自由診療なため、保険が適応される一般的な疾患と違い、費用負担が全額負担になります。
治療開始前に、治療プランと費用についてあらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。

AGAの進行遅延を目的とする「フィナステリド」「デュタステリド」

髪の毛の現状維持やAGAの予防を目的とした薬で、AGA治療薬としてよく知られています。
医薬品名は
・プロペシア
・ザガーロ
などがあります。プロペシアにはジェネリックが存在しますが、ザガーロはまだ新しい薬で、ジェネリックは存在しません。

AGAの仕組み

男性ホルモンの1つ・テストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素に反応して、DHT(ジヒドロテストステロン)というより活性化した男性ホルモンに変性します。
そのDHTが、毛乳頭細胞に存在するアンドロゲン受容体と結びついて脱毛指令を出すことでAGAを発症します。

還元酵素阻害薬「フィナステリド」と「デュタステリド」

フィナステリドやデュタステリドは、還元酵素「5αリダクターゼ」の作用を抑制します。
5αリダクターゼが抑制されることで、DHTが生成されなくなり、AGAの進行をストップします。

5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型があります。
フィナステリドはⅡ型のみを抑制し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を抑制します。

「プロペシアは効かない」と言う人でも、デュタステリドにすれば効果が実感できる場合もあります。

また、フィナステリドもデュタステリドも効果が確かな医薬品です。副作用のリスクも伴うため、医師の診察を受け、指導に従って用法用量を守って使用しましょう。

プロペシアとザガーロの価格の目安

プロペシア  1ケ月あたり7,000円程度(医師の処方箋)
(ジェネリックはもう少し安くなります)
ザガーロ   1ケ月あたり9,000~13,000円程度(医師の処方箋)

発毛を促進する「ミノキシジル」

ミノキシジルは、もともと高血圧症の降圧剤として開発されましたが、多毛症の副作用が発現したため、発毛成分として再度開発され、医薬品として承認されました。
それが今日のミノキシジルの始まりです。

ミノキシジルを主成分とする医薬品には、外用薬と内服薬があります。
ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗り込むタイプになります。副作用はありますが、それほど神経質になる必要はないでしょう。
ドラッグストアなどで対面販売されていて、比較的購入しやすくなっています。

ミノキシジル内服薬は、飲み薬なのでその成分の影響も全身に及びます。
副作用は、全身症状として発現する可能性もあります。
取り扱いのあるAGA治療専門クリニックなどでのみ購入可能ですが、ミノキシジル外用薬とは違い、ドラッグストアなどでは購入できません。

ミノキシジルの価格の目安

ミノキシジル外用薬   1ケ月あたり8,000~10,000円程度(薬局で購入)
ミノキシジル内服薬   1ケ月あたり6,000~8,000円程度(医師の処方箋)

AGAの治療や費用などについては、こちらのコラムをあわせてご覧ください。

AGAの費用と治療内容について
治療の流れ

ハゲ治療、思い立ったらまず発毛治療専門クリニックに相談を

ハゲをより効果的に治療するためには、やみくもに「良いと思われることに手を出す」のではなく、原因をよく見極めた上で「本当に効果的な治療」に取り組むことが重要です。

自分の薄毛の原因を知るためには、AGA治療を専門に行っているクリニックに行くのがおすすめです。

自分の薄毛の原因を、自己診断し、ネットなどの情報を頼りにハゲ対策をしても、必ずしも効果が上がるとは限りません。
また、医学的なハゲ治療の専門知識を持ち合わせていない人が、治療薬を選ぶのは困難かつ危険を伴います。

効率よく安全にハゲを治療するなら、頭髪治療専門クリニックを利用しましょう。

ハゲ治療はちょっと敷居が高い…そんな人はまず無料カウンセリング

ハゲをどうにかしたい、と思うのは誰もが同じ。
治療でどうにかなるなら、すぐにでも治療をしたいところでしょう。

その気持ちをちょっと立ち止まらせているのは、ハゲということに対する恥ずかしさや、費用面への不安ではないでしょうか。

多くの頭髪治療専門クリニックでは、治療の入り口ともいうべき無料カウンセリングを実施しています。
専門のスタッフによる、治療の大まかな流れや料金についての説明を受けられますから、疑問や不安があったら、納得いくまで教えてもらえます。

また、無料カウンセリングを受けたからといって、治療をしなければならないということではありません。
カウンセリングを受けても、なお治療への意欲が湧かない場合や納得がいかない場合は、治療をしない選択も、もちろん可能です。

こうして悩んで迷っている間にも薄毛は進行します。
まずは無料カウンセリングで一歩踏み出してみませんか。

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ハゲ治療はちょっと敷居が高い…そんな人はまず無料カウンセリング

(まとめ)

ハゲは、適切な治療をしなければ、確実に進行します。
それは逆に早期の治療が「回復への決め手」ということでもあります。
幸い、数十年前には諦めるしかなかったAGAには、効果的な治療薬が開発され、今やハゲはかなりの確率で改善が見込めるものになっています。

適切な治療で、薄毛の悩みを解消し、前向きに人生を送りましょう。

相談無料

AGAは一人で悩まないでください。
薄毛が気になりだしたら、お気軽にご相談ください

個人個人で髪の悩みはさまざまです。同じような症状でも原因や治療方法が全く違う場合があります。
ご自分で判断せずにクリニックにご相談ください。AGAは早めの治療が効果的です。

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