この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

AGA(男性型脱毛症)の治療では、初診のときや治療中などにおいて、血液検査を行います。もちろん、理由があってのことなのですが、髪の治療になぜ血液検査が必要なのか、不思議に感じる人もいるでしょう。今回は、AGA治療における血液検査の意味についてご説明します。

baseimage

血液検査で体の状態を知る

ここ数十年の医療検査技術の向上によって、血液検査からとても多くのことがわかるようになりました。AGA治療において、定期的な血液検査を行うのは、治療薬を使用できるかどうかを調べるためです。
AGA治療では、プロペシアをはじめとする「フィナステリド」配合薬を使います。ところが、プロペシアには、肝機能障害や中性脂肪の増加といった副作用の可能性があります。もし、肝臓に問題がある人や中性脂肪の値が高い人にプロペシアを処方してしまったら、トラブルになりかねません。
また、AGA治療薬のもうひとつの柱である「ミノキシジル」配合薬も、血圧低下に伴う目まいやふらつきなどの副作用が指摘されています。
このような副作用のリスクを想定して、AGA治療では、初診で血液検査を行うのです。そして、診察時の問診では、患者様の生活習慣を細かくヒアリングし、血液検査の結果と突き合わせて治療方針を立てていきます。

少量の血液で行える「アンドロゲンレセプター遺伝子検査」

定期的な血液検査とは別に、メンズヘルスクリニック東京では、「アンドロゲンレセプター遺伝子検査」を行うこともできます。アンドロゲンレセプター遺伝子検査は、血液を採取し、DNA塩基を調べることで、男性ホルモンに対する感受性がわかります。
アンドロゲンとは男性ホルモンのことで、レセプターは「受容体」を意味します。AGAの場合、男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」が、髪を作る毛母細胞のレセプターに結合することで、毛母細胞が萎縮しヘアサイクルが乱れます。ところが、レセプターの感度は、人によって異なるのです。レセプターの感度が高いと男性ホルモンとの結合が容易に行われるため、脱毛が進行しやすいと考えられます。そして、このレセプターの感度は、血液中の遺伝子を調べることで判定することができるのです。
この検査では、ジヒドロテストステロンの代わりに、男性ホルモンのアンドロゲンの感受性を調べます。つまり、男性ホルモン自体に対して、レセプターがどう反応するのかを検査するのです。
検査結果を詳細に分析し、検査から1ヵ月ほどで医師から結果をご報告します。

必須元素のバランスを調べる「ミネラル検査」

人間の必須元素であるミネラルのバランスを測定するのが「ミネラル検査」です。人が健康に暮らしていくには、ミネラルが欠かせません。ミネラルが不足したり、あるいは過剰になったりすると、細胞の変化が起こります。細胞の変化は、臓器の変化を引き起こし、やがて発病にいたる可能性があるのです。髪の毛に関する毛母細胞も、ミネラルバランスの影響を避けては通れません。ミネラルの偏りは、脱毛の原因のひとつとも考えられているため、ミネラル検査によって体内の状態を知り、食習慣や生活習慣の改善に役立てることができるでしょう。
メンズヘルスクリニック東京では、髪の毛を数本採取してミネラル検査を行うのですが、一般的には血液を採取して検査することになります。なお、メンズヘルスクリニック東京のミネラル検査が、髪の毛を採取する理由としては、髪には過去の血液成分が排泄されていますので、血液採取よりも正確なミネラルバランスの状態がわかるからです。

AGAに特化した検査は決して万能ではない

アンドロゲンレセプター遺伝子検査とミネラル検査は、AGAに特化した検査となります。しかし、「これらの検査は決して万能ではない」ということも知っておいていただきたいところです。
これらの検査は、体質的にAGAの傾向が強いか弱いか、あるいは脱毛を助長するような生活習慣になっていないかを調べるためのもの。ですから、検査を受けて「AGAのリスクが高い」という結果が出ても、ただちに「将来は脱毛する」と断言できるものではありません。たとえAGA体質を持っていても、発症しないケースはいくらでもあります。
それよりも、検査の結果を前向きにとらえることです。もしもAGAのリスクが高いのなら「日頃から注意して、ケアしておいたほうがいいな」と考えられるでしょうし、ミネラルが偏っているのであれば「食事を見直そう、ほかの病気にも気を付けないと」というアクションにもつながるでしょう。
大切なのは検査の結果よりも、その結果を今後に活かすことです。将来のために、今の自分の状態を知っておくことは意味があることでしょう。

専門の医師が治療方針を提示!

AGA治療の前に血液検査を行うことで、専門の医師が患者様の体質を把握することにつながります。AGA治療薬を使用できるかどうかがわかりますし、より的確な治療方法を提案することが可能になります。
AGA治療についてしっかりとした方針を立ててほしいのなら、メンズヘルスクリニック東京、あるいは頭髪を専門で扱うクリニックで診察を受けてみてはいかがでしょうか。
また、AGAに特化した検査を受けてみたいのであれば、メンズヘルスクリニック東京では、アンドロゲンレセプター遺伝子検査とミネラル検査をご用意していますので、ぜひ検討してみてください。

投稿:Dクリニック東京 メンズ

相談無料

AGAは一人で悩まないでください。
薄毛が気になりだしたら、お気軽にご相談ください

個人個人で髪の悩みはさまざまです。同じような症状でも原因や治療方法が全く違う場合があります。
ご自分で判断せずにクリニックにご相談ください。AGAは早めの治療が効果的です。

関連記事

最新記事