この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 メンズ

事務長 加藤 知久 (かとう ともひさ)

髪に関する美容業界を経て、1999年にDクリニック名古屋の前身である錦クリニックに入職。入職当時より事務長としてクリニック運営に尽力してきた。日本における発毛治療分野の黎明期からこれまでの変遷を知る。
数年前に住まいを名古屋から東京近郊に移し、Dクリニックの中で最大規模を誇るDクリニック東京 メンズ の事務長として、スタッフ教育、業務改善、接遇強化に取り組み、毎日さまざまな髪のお悩みを持つ患者さまに真摯に向き合っている。

【AGAを改善する】AGA(男性型脱毛症)は改善するのでしょうか?AGA改善のために自宅でできることは何でしょうか?頭髪治療専門クリニックでは、どのようなことができるのでしょうか?ここでは、AGAの仕組みとAGAを改善するためのさまざまな方法を解説します。

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AGAは改善するのか?AGAの早期改善のためにできること

「AGA(男性型脱毛症)は、なにをやっても改善しない…」
そんなふうに、諦めていませんか?

しかし、AGAの症状を改善する方法はあります。
なかには、実行者の約98%が改善する方法もあります。

AGAの症状がすでに進行していてこれ以上は改善しないと諦めている人だけでなく、AGAによる薄毛がまだ目立っていない人も、AGAの予防・改善の方法を知っておくべきでしょう。

AGAの改善方法を解説します。

AGAの改善(1) AGAってなに?

AGAの改善方法を知る前に、AGAについておさらいをしておきましょう。

AGAとは、「androgenetic alopecia」を略したものです。日本語では、「男性型脱毛症」とよばれます。

英語の文献では、近年はandrogenetic alopecia(AGA)に代わって、「male pattern hair loss(MPHL)」という表示が用いられることが多くなってきたようです。

しかし、日本では「AGA」の表記が、一般の人たちにも浸透しているようです。

日本人の約3割はAGA

日本人の場合、AGAは思春期以降に発症し、20歳代から30歳代にかけて薄毛が進行し、40歳代以降に顕著になります。

AGAの発症頻度は、20歳代では男性全体の約10%、30歳代で20%、40歳代で30%、50歳代で40%と、加齢とともに高くなっていきます。
全年齢を平均すると、約30%が、AGAを発症しているといわれています。

(参照|日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

AGAの改善(2) AGAのメカニズム

AGAの発症には、遺伝的要因と、男性ホルモンの作用が関わっています。
毛髪は、毛母細胞が分裂することで生成されます。
このとき、毛乳頭から毛母に向けて、分裂を促す物質(細胞成長因子)が多く分泌されると毛髪の成長が促進され、逆に分裂を抑制する物質の分泌が多いと毛髪の成長は抑制され、軟毛化していきます。

この抑制物質の分泌に関係しているのが、男性ホルモンなのです。

毛乳頭には男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)がありますが、この受容体にDHTが結合すると、抑制物質が分泌されるのです。

(参照|坪井良治「男性型脱毛症治療の現状と今後の展望」(2009)

AGAで変化するヘアサイクル

毛髪は、ヘアサイクル(毛周期)という成長のリズムにしたがって、発毛・成長・脱毛を繰り返しています。

AGAになると、ヘアサイクルの「成長期」が極端に短くなります。
そのため、毛髪が長く、太く成長することができないのです。

さらに、「休止期」から「成長期」へと移行する毛包の割合も減ってきます。つまり、新しい発毛が少なくなり、毛髪の本数自体も減っていきます。

AGAで薄毛になるのは、このように毛髪が短く、細くなる(軟毛化)ことと、本数自体が減っていくことが原因なのです。

AGAの改善(1) AGAってなに?

監修:東京女子医科大学 皮膚科 前教授・講座主任 川島 眞

AGAの改善(3) AGAを改善するヘアケア

AGAの症状を改善するために、どんなことをすればよいのでしょうか?

AGAの改善のためには、まず、頭皮環境を整えて、健康な毛髪を維持するためのヘアケア法を実践しましょう。

頭皮環境が悪化すると、頭皮の常在菌が異常繁殖をして頭皮が炎症を起こすなど、抜け毛を促進することもあります。

洗髪の仕方

洗髪は毛髪についた汚れを落とすだけでなく、頭皮環境を整える効果もあります。
正しい洗髪方法を実践することが、AGA改善につながります。

「洗髪をすると毛髪が抜けるから」といって洗髪回数を減らすと、頭皮環境が悪化することがあります。1日1回程度の洗髪を心がけましょう。

1.洗髪前にブラッシングで、毛髪に付着した汚れを落とす。
いきなりシャンプーを付けて洗髪をするのではなく、事前にブラッシングをしましょう。
このとき、ブラシは静電気が帯電しにくい、豚毛や静電気除去タイプのものがおすすめです。

2.シャンプーの前に、予洗いをする。
シャンプーを使う前に、ぬるま湯で洗うと、水溶性のゴミなどが洗い流され、シャンプーの泡立ちもよくなります。

3.シャンプーは泡立てて使う。
シャンプーは直接、毛髪にかけるのではなく、手に取って、よく泡立ててから使うと、洗浄効果が高まります。

4.シャンプーが残らないように、よくすすぐ。
シャンプーが毛髪や頭皮に残らないように、しっかりとすすぎましょう。

5.洗髪後は髪をよく乾かす。
洗髪後、髪を充分に乾かさないまま寝てしまうと、頭皮が炎症を起こしやすくなることがあります。毛髪をしっかり乾かしましょう。

このとき、ドライヤーに熱によるヘアダメージに注意を払いましょう。
ドライヤーは毛髪から少し離して、温風と冷風をこまめに切り替えるとよいでしょう。

シャンプー選び

肌質にあったシャンプーを使用するようにしましょう。

乾燥気味で肌質が刺激に弱い人が、洗浄力の高いものを使用すると、頭皮が炎症を起こしたり、乾燥しやすくなる場合があります。

皮膚が乾燥しすぎると角質細胞が剥離しやすくなり、その結果、頭皮の防御機能が低下することもあります。

逆に、皮脂の分泌が多い肌質の人は、洗浄力の高いシャンプーがよい場合もあります。

(参照|アンファー:ニュースリリース 「頭髪専門クリニック限定「頭皮用保湿液」誕生」

頭皮環境を整える

頭皮環境を悪化させないために、次のことにも気をつけましょう。

・汗などで蒸れないようにする。
・強い紫外線を長時間、曝露しないようにする。
・帽子やヘルメットなどを清潔にする。
・爪でひっかいたりしない。

頭皮環境を整えることは、AGA改善のための基本です。

AGAの改善(4) AGAを改善する生活習慣

AGAの改善には、生活習慣の見直しも重要です。

<AGA改善に効果的な生活習慣>
・規則正しい生活
・バランスのよい食事
・充分な睡眠
・適度な運動習慣
・ストレス発散やリラクゼーション
・禁煙

上記のような生活習慣は、AGAの症状が進行してからだけでなく、むしろ、AGAの症状が顕著になる前から、予防的に行うとより効果的です。

また、生活習慣病の予防・改善にも効果的なので、健康維持のために一石二鳥となるでしょう。

AGAの改善(5) AGAを改善する薬物療法

AGAの改善に効果を示す医薬品もあります。

日本皮膚科学会がまとめたAGA診療のガイドラインでは、さまざまな治療法が検証されていて、その効果を5段階に分類しています。

その評価でもっとも推奨度の高い「推奨度A:行うことを強く勧める」に分類されたものは、3種類のAGA治療薬を用いた治療法です。

<日本皮膚科学会が推奨するAGA治療法>
・ミノキシジルの外用(薬)
・フィナステリドの内服(薬)
・デュタステリドの内服(薬)
(参照|日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

ミノキシジル外用薬

ミノキシジルは毛母細胞や毛乳頭細胞に作用して、発毛を促進する効果があります。
また、AGAによって乱れたヘアサイクルを改善して、毛包を「休止期」から「成長期」へと移行させ、さらに「成長期」の期間を維持します。

その結果、毛髪が生えなくなっていた部位からの発毛を促し、毛髪が長く、太く育つようになります。

ミノキシジル外用薬(5%製剤)を長期使用した場合、約98%の人のAGAが改善したという研究データもあります。

<ミノキシジルの効果>
・毛母細胞・毛乳頭細胞の増殖を促進する。
・毛包のミニチュア化を抑制する。
・ヘアサイクルの「休止期」の毛包を、「成長期」へと移行させる。
・ヘアサイクルの「成長期」の期間を延長させる。

ミノキシジル外用薬は一般用医薬品なので、薬局やドラッグストアなどで購入することができます。許可を受けた薬局などが運営するウェブサイトなどから通信販売で購入することも可能です。

また、頭髪治療専門クリニックでは、ミノキシジル外用薬を処方しているところもあります。

フィナステリド内服薬とデュタステリド内服薬

フィナステリドとデュタステリドは、どちらもテストステロンからDHTへの代謝を抑制するはたらきがあります。

テストステロンという男性ホルモンは、5α-還元酵素(5α-リダクターゼ)の作用でDHTへと代謝されます。
フィナステリドやデュタステリドは、この5α-還元酵素のはたらきを阻害します。その結果、DHTの生成が抑制され、AGAが改善されるのです。

フィナステリドやデュタステリドは処方箋医薬品なので、入手するには医師の発行する処方箋が必要です。つまり、医療機関を受診する必要があるのです。

多くの頭髪治療専門クリニックでは、フィナステリドやデュタステリドを処方しています。

AGAの改善(6) 頭髪治療専門クリニックを受診する

AGAを本格的に実施するには、やはり頭髪治療専門クリニックで指導や治療を受けるのがよいでしょう。

たとえばメンズヘルスクリニック東京のAGA専門外来のアドバンス発毛治療では、次のような流れで治療を行っています。

1.問診票・ストレスチェックシート記入
2.カウンセリング
3.初診(診察・頭部撮影・血液検査)
4.診察
5.処方

Dクリニック東京メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京) 治療の流れ

頭髪治療専門クリニックでは、AGAの進行度を診るだけでなく、AGAの改善に必要なヘアケア法や生活習慣などをアドバイスしてくれます。
また、遺伝子レベルでのAGAリスクの検査を実施しているクリニックもあります。

Dクリニック東京メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京) AGAリスク遺伝子検査(AGA関連遺伝子発現量の測定)

もし、AGAを本格的に改善したいと考えているのであれば、まずは「無料カウンセリング」を利用してみてはいかがでしょうか?

Dクリニック東京メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京) 無料カウンセリングフォーム

なお、AGAの特徴や改善法については、Dクリニック東京メンズ(旧メンズヘルスクリニック東京)・頭髪コラムにも詳しい記事があります。ぜひ、ご覧ください。

AGAの早期治療について
AGAだと判断するのはどんなとき?

AGAの改善(6) 頭髪治療専門クリニックを受診する

【まとめ】

AGAの改善法について、ご理解いただけたでしょうか?

AGAを改善するためには、日常のヘアケア法や生活習慣の改善が欠かせません。
また、ミノキシジル外用薬や、フィナステリド内服薬・デュタステリド内服薬などのAGA治療薬を使用するのも効果的です。

自分の体質やライフスタイルにマッチしたAGA改善法を知るには、頭髪治療専門クリニックで指導や治療を受けることが効果的でしょう。

投稿:Dクリニック東京 メンズ

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薄毛が気になりだしたら、お気軽にご相談ください

個人個人で髪の悩みはさまざまです。同じような症状でも原因や治療方法が全く違う場合があります。
ご自分で判断せずにクリニックにご相談ください。AGAは早めの治療が効果的です。

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