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取組み2014.09.09

日経健康セミナー21スペシャル「男性の価値をあげる メンズヘルス医療とは」レポート(1)

2014年8月25日(月)、帝国ホテル 東京で、日本経済新聞社主催による日経健康セミナー21「男性の価値をあげる メンズヘルス医療とは」が開催されました。
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今回は、“これからの男性力“や中高年男性に特有の疾患”をテーマに、各分野の第一線で活躍されている著名な先生方の講演とパネルディスカッションです。

講師として小林一広先生(医師・医療法人社団ウェルエイジング メンズヘルスクリニック東京院長)以外に、堀江重郎先生(医師・順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科教授)、川島眞先生(医師・東京女子医科大学皮膚科学教室主任教授)、パネルディスカッションのゲストに演出家のテリー伊藤氏をお招きし、フリーアナウンサーの辻よしなり氏の司会進行のもと、行われました。

約1,200名もの応募者の中から350名ほどに限定し、30代〜50代の男性にご参加いただきました。実例や研究結果をもとに分かりやすく、お話いただく内容に、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けられていたのがとても印象的でした。

講義1 堀江重郎氏
◆ 30代から考える男性更年期とがん予防

2最初に行われた堀江先生の講演では、「男性更年期」と「メンズヘルス」と「前立腺がん予防」の3つのテーマでお話いただきました。

一般的には、まだまだ知られていない「男性更年期」。「やる気がしない」「集中できない」、「疲れやすい」「痛みを感じやすい」などの症状が現れます。そして、この疾患の一番の要因は男性ホルモンである「テストステロン」の低下にあるといいます。
堀江先生によると、
「テストステロン」は筋肉や骨をつくるだけでなく、メタボの防止、脳の認知機能にも関係。さらに社会的な活動における<冒険する(旅に出る)><仲間や家族、他人と関わる><競争する>という3つの重要な作用があることが研究からも解明されています。
他の実験報告では「テストストロンが高い人のほうが長生きする」ということもわかっており、これからは「テストステロン」が健康長寿の鍵となる非常に重要なホルモンだと説明いただきました。

しかし一方で、欧米はもちろんアジア近隣諸国とくらべても、日本におけるテストステロン(薬剤)の認知は低く、この方面での治療は遅れていると、堀江先生は指摘します。
そこで重視されるのが「メンズヘルス」という男性医学です。
「女性医学というのは、ここ10年で進歩してきましたが、男性という観点の医学はありませんでした。これから15年経つと、70歳以上のシニア世代が日本の人口の3分の1になります。年を重ねても、社会に積極的に関わり、いきいきと過ごせるよう、これからメンズヘルス(男性の健康医学)に取り組んでいきます。メンズヘルスは、男性特有の疾患や男性らしさを医学の面から支えます」

最後のテーマである「がん予防」については、特に中高年層の男性に増えてくるだろうと言われているのが前立腺がんです。2020年には2000年の約3倍の人がこのがんで亡くなるだろうと予測されています。そこで、堀江先生が提案したのがトマト。
「今日ひとつ覚えていただきたいのは、トマトです。トマトを召し上がっている人は、前立腺がんになりにくいと研究でも証明されています。50歳から増えてくる疾患ですので、ぜひ50歳以上の方は、ジュースでもいいし、そのままでもいいので、毎日摂るようにしてください」。

従来は、肝臓や胃、腸などの臓器別の医学であり、集団的な医学でした。しかし、これからは、一人ひとりにあった個別の医学が主流に。
「たんに長生きするだけでなく、皆さんがいきいきと活躍できる社会に。メンズヘルスは、前立腺がんやテストステロンだけではありません。いろんな面から男性の健康を捉え、それを一緒になって改善していきます」最後に、これからの新しい医療のあり方を提示して、この講演をまとめていただきました。

講義2 川島眞氏
◆ “見た目年齡”が決める男の価値

3続いて川島眞先生に講演いただいたのは、男性のシミやしわなどの見た目に関する疾患です。
「『男は見た目なんて、どうでもいい。内側が問題だよ』とおっしゃる方が大半だと思いますが、しかし時代は変わってきています」
冒頭、参加者の皆さんに問いかける川島先生。

シミやしわ、たるみなどの外見の変化について最大の要因は2つ。「紫外線」と「赤外線」です。「紫外線」については、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つの成分が入っているサンスクリーンを上手につかって、紫外線から肌を守ることを提案。若い頃からのケアが一番ですが、40代、50代からでもまだまだ遅くないとのこと。

しかし一方の「赤外線」については、まだ赤外線対策のサンスクリーンは開発されていないという。
「赤外線は、紫外線に比べて、身体の深くまで入り込み、脂肪組織あるいは筋膜などの身体の深くまで入り込み、たるみに影響をあたえます。紫外線による老徴(老いのきざし)はサンスクリーンで予防できますが、赤外線の予防剤はまだありません。これから10年間、20年間は皮膚の老化に関しては、赤外線が注目されるでしょう」

具体的な治療法は、症状によって異なり、淡いシミであれば「ハイドロキノン」という美白剤のクリームが適用できるが、それ以外のシミに関しては、レーザー治療を行うとのこと。また、しわや多汗症には「ボトックス」という筋肉の収縮を抑制する治療を、顔のたるみなどには「スレッドリフト」という治療などを、施術の実例写真をもとに、解説いただきました。

最後に、世界のエグゼクティブが外見についてケアされていることを、スライドを見せながら紹介。
「世界各国の大統領などを見ても、顔にはシミひとつありません。皆さんケアされているんだと思います。見た目の若さは、女性にもてるだけではなく、その人の行動力・判断力・統率力・リーダーシップを感じさせます。若さや清潔さを保っているということは、自己犠牲が十分にできているということにもつながるからです。他人の目線を中心に考えれば、美容は男に必ずしも必要ではありません。しかし、そうすることで自分を高めて、自信をもつことができると考えれば、その意義は変わってくると思います。
50代、60代、70代・・・いくつになっても清潔感はもつべきです。
知性と品格と愛情と業績。完成されたかっこいい男性は、これだけがそろった人をいうのではないでしょうか」。
参加者への応援メッセージともとれる言葉で、講演を締めくくっていただきました。

講義3 小林一広氏
◆ 髪の先から心の中まで〜薄毛治療の最前線〜

4メンズヘルスクリニック東京の小林院長の講演は、
「髪には不安をかりたてる要素がたくさんある。それに振り回されないように!」
「髪を気にされる人のなかには、精神疾患と思える症状の人もいるので、髪の問題として片付けないで、精神科の治療も考えましょう」
など、精神科医ならでのアドバイスから始まりました。

メンズヘルスクリニック東京が取り組んでいる、AGA(男性型脱毛症)のメカニズムを紐解きながら、同クリニックの治療方法や治療薬を紹介。
薄毛で悩む多くの人が気にされている遺伝の問題についても、生活習慣の異なる、一卵性双生児の薄毛治療の研究データをもとに
「AGAは親からの遺伝はかなりありますが、必ずしもそれだけでなく、飲酒・喫煙など生活習慣の影響も受けています」と解説。

現在、メンズヘルスクリニック東京は、男性ホルモン・テストステロンの補充による新たな薄毛治療を研究中とのこと。
「最近、薬でホルモン補充した患者さんに髪の毛が生えてきたり、白髪が黒髪になったという症例を経験するようになってきました。AGAとは、『テストステロン』が『ジヒドロテストステロン』に変わることで起こる薄毛の症状です。『テストステロン』や『ジヒドロテストステロン』は、どちらも男性ホルモンです。『テストステロン』が体内で低下することで『ジヒドロテストステロン』が増えてきたという、生理現象が考えられなくもありません。まだまだ仮説の段階なので、もう少し研究を行い、将来的には新たなAGA治療法として役立てたいと考えています」と小林院長はいいます。

最近では、AGA治療に対する関心も高まり、今や40代、50代が急激に伸びています。男性は長きにわたり社会と関わり、職場においても、第一線で活躍できる中高年世代のフィールドが多様化してきた証かもしれません。
「薄毛の医学的な定義はありません。あなたの気持ちひとつです。40代、50代においても、治療している人は増えています。あきらめることなく、ぜひ取り組んでみてください」
小林院長のエールで、最後は締めくくってくださいました。

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